第45回選手権大会奈良支部予選  1回戦 (2014/6/15 13:00 吉野総合Ｇ)

宇陀ボーイズ先攻でプレイボール。
＜守備＞
1回：宇陀の攻撃は3人で簡単に終わり、葛城ボーイズ初回の攻撃。先発明道は会場の異様な雰囲気に飲まれいつにもなく緊張していた。その緊張が選手すべてに感染していたように…先頭のサード線のゴロを田口がＥし2番の送りバントをファースト見植の足が離れセーフ…ノーアウト1・2塁のいきなりのピンチ。ここで3番をセカンドゴロに打ち取り4‐6‐3のＤＰとし、2アウト3塁に。続く4番をカウント2・1に追い込みながらレフトへタイムリーを打たれ先制を許した。

2回：先頭7番をＦＢで出し、Ｅも重なったがこの回もピッチライナーのＤＰで打ち取り無失点。

4回：この回先頭4番にストレートのＦＢ。5番にはレフト後方へのライナーを高岡グラブではじき1・2塁に。6番をセカンドフライ、7番には送りバント決められ2アウト2・3塁。8番にはまたしてもストレートのＦＢで2アウト満塁に。ここで9番にピッチゴロを打たせて何とか無得点とし先発の役目を果たした。

5回：この回から高岡がリリーフ。5・6・7回をヒット1本に抑えるパーフェクトリリーフ。反撃を許さなかった。

＜攻撃＞
4回：非常に固い表情で3回まで抑えられたが、この回は先頭高岡、4番明道が連続ＦＢを選び出塁。5番山瀬のショートゴロをＥしノーアウト満塁の最高のチャンス。6番佐々岡はレフトフライに倒れたが、7番松井がサードへのボテボテのゴロを転がしランナー本塁に生還しやっと同点に追いついた。なおも2・3塁のチャンスでＰＨ津田への2球目相手バッテリーＥで2点目を奪いなんとノーヒットで逆転に成功した。

6回：今回先頭の4番明道がファールで粘り、センター前に落ちるポテンヒットが宇陀の初めての安打。6番佐々岡もこれに続きセンターへはじき返しチャンスを作ったが後が続かず無得点。


















7回：この回の先頭はＰＨ田中。その初球を思い切り引っ張りレフトへのクリーンヒット。続く1番森辻が送りバント決め、2番山崎がレフトＨで、1・3塁のチャンス。ここで3番高岡がサードベースに当たるタイムリー内野安打で1点追加。そして4番明道が前進守備の二遊間を破る2点タイムリーヒット、しかもセンターが後方へそらし打ったランナー一気にサードまで進塁した。5番倒れ2アウト3塁。ここで先ほどヒットを打っている6番佐々岡が右中間へのタイムリー２ＢＨを打ちこの回打者一巡の猛攻で4点を奪い試合を決めた。




終わってみれば6‐1の勝利であったが、序盤を重苦しい非常にしんどい試合であった。しかしこの苦しい状況を打ち破っての逆転勝利がチームを強くする特効薬になってくれることを願いたい。
来週の生駒ボーイズ戦でより強くなった選手たちを期待しています。