奈良県選抜、悲願の優勝を勝ち取る!
「アディダス杯9支部対抗オールスター大会」過去5回、奈良県は決勝のグランドに立つこともありませんでした。
しかし、2010年より始まった本大会も6回目となり、初めて奈良県選抜が決勝のグランドに立つことを許されたのです。
今月7日に行われた奈良県選抜のセレクションで、春優勝の志貴を除く12チームから18名の選手が選ばれ、我が宇陀からは、津田・南峠の2名が選出されました。
今年は、天候等の影響から合同の練習はわずか1日だけの練習試合と、チーム作りには少なすぎる内容となった。
1週間後の21日、待ちに待った大会の開催、先ずは開会式が始まり続いてエキシビジョンで馬跳び、反復横跳び、スピードガンコンテスト、ベーランコンテストの競技に。
ここで奈良選抜、ベーランにて優勝! 副賞として協賛のアディダスさんよりスパイクを頂く。
反復横とびでは南峠が2位、副賞はトレーナーをゲット。
順調に見えた大会でしたが、試合になると一変!
スピードガンコンテストで130Kmをマークした注目の左腕「横川」がエースの滋賀と対戦。
我がチームは、まさかの完封負けを喫す。
1回戦
奈良 0 0 0 0 0 0 0 0
滋賀 1 1 0 0 0 0 × 2
今回1回戦の敗者は敗者復活戦により1チーム決勝トーナメントに進める、まだ終わってはいない。
3月25日、平日ではあるが保護者の熱い声援は変わらない。
しかし、対戦相手大阪中央Bに2回終了時までに5点差をつけられる。
今回の敗者復活戦、6チームによる得失点差。
勝つことはあっても決勝トーナメントは遠いと嫌な雰囲気の中、
選手・指導者たちはあきらめていなかった!
4回には一挙6点を取り逆転。
5回に逆転されるもその裏にさらにひっくり返し4点差をつけ時間コールドゲーム。
敗者復活戦
大中B 4 1 0 1 2 8
奈 良 0 0 1 6 5 12
得失点差ゲームのため、その後の試合が3点差・2点差のため決勝トーナメントの参加が決まった。
続けて26日、さわやかで熱い1日が始まった。
1回戦の敗退から、ぎこちないチームが敗者復活戦から何かが変わった。
勝利に向かって仲間たちの笑顔が増える。
準決勝、順調に勝ち上がってきた京都に3回に先制。
5回には奈良の止まらない打線が6点をもぎ取り、5回コールドゲーム。
準決勝
京都 0 0 0 0 0 0
奈良 0 0 1 0 6 7
続けての決勝、あの滋賀相手に12点差で勝利した和歌山。
しかし今の奈良には全く気負いがない、選手たちは笑顔でグランドに向かった。
初回和歌山に先制されるも、続く2回に同点とし、着実に点を重ね最終回一挙3点を入れ試合を決める。
守っても、初回以降堅実なピッチングと守備とで得点を許さず見事な初優勝を飾る。
決勝
奈 良 0 1 0 1 1 0 3 6
和歌山 1 0 0 0 0 0 0 1
津田は準決決勝と6打数5安打の大活躍、南峠は準決まで打てなく9番に下げられるが準決は2安打し決勝では1番に復帰しあわやホームランのフェンス直撃ヒットでチームに貢献できました。
短い期間ながら、見事な采配をしていただいた西川監督、當麻コーチありがとうございました。
また、サポートしてくださった芹田代表、橋本マネージャー、南都ボーイズスタッフの方々ありがとうございました。
(おまけ)
今回、初戦にチーム事情で参加できなかった中西代表ですが2戦目以降すべての勝利を観戦。
代表の気持ち(気迫?)が2人に届いたのでしょうか。
4月1日(水)には報知新聞のボーイズ欄に津田のインタビューが載るらしいです。